テキスタイルデザインの作り方。Photoshopでリピートデザインデータ作成する方法。

キジニチジョウではPhotoshopを使ってデータを作成しています。

生地のデザインは、つながり続ける模様でなくてはいけません。
これを「送り」と呼びます。

ここでは、上下左右がつながるリピートデザインデータの作り方を説明します。

Photoshopで新規ファイル作成

新規ファイルの作成で、解像度は200px以上に!

普通幅と呼ばれる生地は112cm幅です。作りたい柄がどのくらいのサイズになるか想像して決めましょう。

今回は5cm×5cmで新規ファイルを作成します。

何か描いてみよう!

まずは、何でも良いので描いてみましょう。

鳥とか花とかでも良いです。1つ絵を描きます。



カンバスサイズを広げよう!

サイズを広げて絵を描ける範囲を広げてみましょう。

今回は30cm×30cmにしてみます。
(イメージ>サイズ変更>カンバスサイズ)

広げた空間に絵描いても良いのですが、今回はこの一つの絵を複製していきます。
(レイヤー>複製)

複製してみよう

分かりやすくするために、少し変えた色で上書きしておきますね。

塗りつぶしたり色の補正などで色を変えておきます。

複製を繰り返して配置していきます!

さっきの複製と色の変更を繰り返して沢山のキノコを並べていきます。

複製を繰り返して絵を並べていきます。

だんだん、柄っぽくなりましたね。

並べた全ての絵を一気に複製してから結合させる!

さっき並べた絵(レイヤー)を全部まとめて複製します。

ここで一気に複製したレイヤーだけを結合させます。

画像を結合しよう。

1個づつの絵は、全て非表示にしましょう!

残った1個ずつのままの絵を非表示にしておきます。

結合したレイヤー以外は非表示にします。

結合した絵を半分に割ります

絵があ位置ならどこでも良いので結合した絵を半分に割ります。

真ん中あたりが切れるように選択します。
カットしておきます。

真ん中でカット(切り取り)しておきます。

そのまま水平に端まで移動させます。

1pxもずれないように切れた部分を端まで移動させます。

端へ移動させる。

隙間が空いたり、端を超えてしまわないように注意して下さい。

端を拡大して合わせるくらい慎重に端に合わせます。

カットした半分を貼付け(ペースト)する。

さっき切り取った部分を出現させて、逆の端に合わせます。

左右の位置へ移動する時に、1pxも上下にズレないように気をつけます。

左右の高さは1pxもズレないように

間の模様をつくる

非表示にしていた絵(レーヤー)を使う

先程、非表示にしていた絵を表示しながら配置していきます。

このとき、重なり方が不自然にならないように意識しましょう。

間を埋める

柄と柄の間を埋めると左右にリピート出来るデザイン模様の完成です。

複製→結合→レーヤー非表示

ここでも同じように並べた単体のレーヤーをまとめて複製して、複製したものだけを全て結合します。

コピーした単体レーヤーは、また後で使うので非表示にしておきます。

左右と埋めた真ん中の3つを結合します

表示している柄を結合

左右と埋めて結合した真ん中のレーヤーを一つのレイヤーにまとめます。

上下でカット(切り取り)する。

真ん中あたりを選択してカット

左右を分けたと同じように柄を真ん中でカットして、上下に貼付けます。

上下に貼付けて中を埋めていく。

上下が繋がってもズレないように貼付けてから、単体のレーヤーを表示させながら上下の間も埋めていきます。

中を埋めたら全て結合

真ん中の左右端は必ずリピートできるように

単体のレーヤーを表示させながら配置していくのは②(左右)と同じです。ただ、左右の端にくる単体レイヤーは真ん中でカットして端に配置してください。

これで上下左右リピート可能な「ワンピリート」の模様が完成しました。

生地(テキスタイル)は、ワンリピートというデータの繰り返しで構成されています。

こうして一つの柄が繰り返して繋がるのがテキスタイルデザインの大きな特徴です。

ワンリピート!って言葉だけは覚えておきましょう。 このデータの状態でも工場へ送れば生地にしてくれます。

生地の幅にしてみよう。

完成したワンリピートでも工場に発注依頼をかけることは可能です。

しかし、生地の幅全体に広がった時のイメージを確認しておくことは重要です。

カンバスサイズを生地幅に広げる

カンバスサイズを110cmに広げます。

普通幅の生地は約112cmです。生地全体にプリント出来ないので左右に1cmあけて110cmのデータに仕上げます。

ワンリピートを並べていく。

端から並べていく

完成したワンリピートを複製して並べていきましょう。

この時に全体の柄の大きさやバランスを確認する。それと、柄同士が接する部分にズレが無いかを拡大してチェックしておきましょう。

カンバスサイズを60cmに変更

30cm×30cmで作りましたので高さも60cmにして綺麗に収めることにしました。

テキスタイルデザインの完成

全て結合

左右の幅は生地幅に合わせ、上下もリピートできるように設定したので生地のデザインが完成です!!!

このデータを工場に送ります。

補足

今回は背景を真っ白(#ffffff)のままでデザインしていきましたが、たとえ白い背景のデザインだとしても真っ白(#ffffff)は、なるべく避けましょう。

理由は、背景が無色としてプリントされない生地色のままになってしまう可能性があるからです。

ちゃんと全面プリントされるように、白だとしても背景色に少し色を入れてデータを作りましょう。